ワンステップ排卵検査薬の感想です

妊娠の確率を少しでも高めるために、排卵日をしっかり把握しておくことはとても大事なことです。

自然に夫婦生活を送っていて、「赤ちゃんをゆったり待とう」といったご夫婦ならわざわざ排卵検査をしてまで狙い撃ちする必要はないかもしれませんが、家族計画をちゃんと立てて、「できればいついつまでには子供が欲しいな」と考えるご夫婦であれば排卵検査薬は大変役立ちます。

もちろん、赤ちゃんができにくいという自覚がある方たちも。

旦那が以前診てもらった泌尿器科のお医者さんは、「私たちがどんなに頑張っても月に1回しか女性が受精するチャンスはない」と言っていたようです。「なんだか冷たいこと言うなぁ」と一瞬思いましたが、同時に「そうだよな」と妙に納得。

聞けば、「男性は毎日精子を作っているし、たった1つでも卵子にたどり着けばいいんだから楽なもんでしょ?」と励ましてくれたそうで、「要はリラックスが大事だよ」といった話だったそう。

こんなこともあり、自分の中で排卵期を特定するのがとても大事なことに思えました。変な話に思われるかもしれませんが、私はその後排卵検査をするのが好きになっていきました。どんどん正確さを求めるようになったし、自覚できない排卵期の体の様子を外から眺められるのが楽しかったのです。

家で排卵検査をするときに使用するのは、通販で購入した安い海外製のものでした。いかにも簡易な検査薬という感じなので、判定はあいまいに感じることも。だけど、こまめに検査するとちゃんと少しずつ反応が濃くなっていくから、排卵に向けてホルモンが増えて行っているのが分かるのです。

正確さに惹かれてデジタルのものも買って試してみたこともあります。少し高いのですが、判定ははっきりニコちゃんマークみたいなので教えてくれるので分かりやすい。検査好きな私にとっては味気なくもありましたが。

そして最近になって、ワンステップ排卵検査薬クリアというものがあると知り、使ってみました。感想としては、正確さを求めてデジタル式の排卵検査薬を購入して使ったのは、「かなりもったいなかったなぁ」というものでした。

その理由は、ワンステップ排卵検査薬クリアはあいまいさ0%だからです。判定が一目瞭然なら、価格の高いデジタル式を使う必要はありません。しかもアナログ感もあって、デジタルの検査薬に感じた味気なさもなく私好み。「デジタル高かったし買わなきゃ良かった」と少し後悔してしまいました。

一本あたりの単価が安いから検査し放題

従来品のワンステップ排卵検査薬は私も使ったことがあります。近頃バージョンアップしてワンステップ排卵検査薬クリアになったのですが、判定が鮮明だから「クリア」なんでしょうか。

従来品は線の濃淡で判定するものでした。テストラインの色の濃さと見比べて、検査後に現れたコントロールラインの色の方が濃いかテストラインと同じ色なら陽性と判断します。だから反応は出ているものの、陽性か陰性か判断しづらいということがあったのです。

「あいまいさ0%」と謳っているワンステップ排卵検査薬クリアは、陽性ならコントロールラインの横に線が、陰性なら何もなし。うっすらでもコントロールラインの横に線が見えれば陽性なので、確かに判定ははっきりするようでした。

その上、デジタル製品ではないので0か1かみたいな結果の出方でもないんです。デジタル製品で陽性と言われたら、「あ、はい」と納得するしかなくてなんだか取り付く島もない。

ワンステップ排卵検査薬クリアは、ちゃんと検査薬という感じがする試験紙のみの製品で、陽性反応もホルモン値が上昇するにつれて濃くなっていく。こうして自分のホルモンの上がり方、ピーク時までの日数を把握するのがなんだか楽しい。ホルモンの上昇に伴って、妊娠への期待値が上がっていくような気持になる。

そして、最大の長所はやっぱりお値段。100本のセットだと7,900円で一本あたり79円。200本+ルイボスティーで13,800円とか、100本+デジタル式の妊娠検査薬が20回分で15,600円とか、こうなると1本当たりのお値段はちょっと分かりにくいけど販売サイトの文言を信じればセット購入の種類によっては1回当たり69円程度になる様子。

これまで自宅で排卵検査をしたことない方にとっては、「すごい量の単位で買うんだ」と思うかもしれません。

ちなみに100本+妊娠検査薬20回分が人気らしいですから、それくらいが赤ちゃんができにくいと自覚している方では標準と考えて良いとは思います。それに1万円を超えると送料無料という意味でも、このセットが無難かも。

もっとも少ない20回分を購入しても1本当たり98円ですから、自分の感覚で必要そうな数を選べて、お得感もそれほど損なわないのも嬉しいところです。

正確なデジタル式でも妊娠確率は上がらない

デジタルの排卵検査薬を買ったときの私は、「正確さ」を少し勘違いしていたかもしれません。「デジタルで正確」と言われると、なぜか排卵日に受精できる精度が上がると一直線に考えてしまったりするのですが、決してそうではありません。

これはアナログの検査薬ファンの偏った意見として聞いていただきたいのですが、正確さを求めてデジタルの排卵検査薬を購入するのはもったいないと思います。

排卵期に差し掛かっているかどうかを正確に判定できたとしても、それによって「確実に受精できるか、確実にタイミングを計れるか」と言えばそれはまったく別の話だからです。排卵のタイミングや受精可能なタイミングはみんなほぼ等しく、月に1回のごく限られた期間だけです。

その期間中、私たちの体の中では排卵に向けて大きくて微妙な変化が起きています。外側からじゃなかなか分からないし、0か1かのデジタル表記でも把握できない微妙な変化だけど、やがて自分の子供になるかもしれない卵の準備という大きなイベントです。

正確な排卵日を知り受精の確率を上げたいのであれば、細かく排卵に至るまでの様子を観察することが大事で、そのためには数回に渡ってホルモンの様子を見ることが大事。私のような排卵検査をするたびに濃くなっている線を見て、期待値が上がりワクワクする人にとっては大事だということ。

なぜなら、私たちは正確に排卵日を狙って精子を迎え入れる必要はないからです。なんでも、排卵の2~3日前に精子を迎え入れておくのがもっとも妊娠しやすいタイミングなのだそう。

つまり、そろそろ排卵だと分かった時点でできる限りのタイミングを取れば良いのですから誰もが細かく検査する必要もないかもしれません。排卵日があいまいなら回数でカバーできるからです。でも、色々な理由でそれができない人が排卵検査薬を使います。

私みたいにどんどん濃くなる陽性反応を見て、「昨日のは成功だったかな?明日もチャンスがあるかも」と考える事自体はあまり意味がありません。でもこれが毎月の楽しみでもあって、多少なりとも楽しく妊活できたら嬉しいものです。

もちろんお金のこともそうですが、排卵というチャンスに向かう過程で高まるワクワク感がなかったことも含めて、「デジタル式の検査薬を使った月はもったいなかったな」と思いました。

もちろんそれはワンステップ排卵検査薬クリアが早い段階から、はっきりと陽性反応を示してくれるから思ったことなのですが。